千葉歴史学会

千葉で歴史を学ぶ人 千葉の歴史を学ぶ人 どなたでもご入会いただけます。会誌は『千葉史学』

2014-02

千葉歴史学会合同勉強会のご案内

この度、千葉歴史学会では下記のとおり、合同勉強会を開催することになりました。
発端は、近世・民俗の委員から、「古代・中世の神社が地域社会に果たした役割、身分意識に与えた影響がわからない!」という疑問からで、
それでは神社・地域社会・身分・触穢思想等をキーワードに合同勉強会を開催しようということになりました。

皆様には直前でのご案内になってしまい申し訳ありませんが、各時代ごとの部会活動を中心とする千葉歴史学会としても、これまで実現できそうでできなかった初めての試みとなりますので、ご興味のある方はお誘い合わせの上、お気軽にご参加いただきますようご案内申し上げます。
なお、勉強会には会員・非会員を問わずどなたでもご参加いただけます。また関係機関等へのPR(転送)も歓迎いたします。



日 時 3月8日(土) 14:30~17:00(開場は14:00~)

場所 千葉大学大学院人文社会科学研究科棟2階 グラデュエイトラウンジ

※キャンパスマップではオレンジ色の人文社会科学系総合研究棟が該当します。

内容 報告1(中世)
石渡洋平氏
「下総香取社における庭掃(にわはき)と薦長(こものおさ)」(仮)
【報告要旨】
房総の長吏・非人を調べる際、基本的な文献として、まずあげられるのは『千葉県の歴史』通史編近世2(千葉県、
2007年)第9編第2章「長吏と非人」である。このなかで、戦国期の皮作(長吏)の事例を検討しながら、次のような課題があげられている。すなわち、「下総国香取神宮(佐原市<香取市>)に「神夫」として奉仕していた「庭掃」=「庭払」、「薦長」などといった、掃除の機能を果たしていた存在は注目に値する。ただし、これらの人々が果たした具体的役割や、賤視をこうむったかどうか、そして近世の長吏身分につながるかどうかについては今後の検証が必要となる。」というものである。本報告では、報告者の力量を超える問題ばかりであり、上記の課題に解答は出せないかと思うが、まずは解決の一歩として香取文書にみえる庭掃・薦長についてどのような史料があるのか、その紹介を行なっていく。


報告2(近世)
横山陽子氏
「近世奥羽の癩者とイタカ・西宮夷社人」
─地域差を読み解く試みの一環として─
【報告要旨】
近世身分制研究、被差別民研究において、身分や身分制を国家的編成の視点からだけではなく、地域社会から捉える動向が生まれてから久しく、
地域社会における社会的分業の展開=身分の形成を戦国期、更には中世にまで遡って明らかにした研究成果もみられる。
ただし現代でも地域差はあり、前近代においては、その差は更に大きかったものと理解される。明らかになった事例を参考にしながらも、各地域の実態を、
明らかにしていくことが依然課題だといえる。
ところで前近代の地域社会と身分の問題を、「日本」の中で考えたときに、私自身は地域差ありきで、固定的に捉えていたことに気付き、ふと共通項や「中央」
との関わり、例えば癩者への差別、神社・寺院が地域社会に果たした役割(寺院・神社を「中央」との接点としてひとまず捉えている)
等々から地域差が何に由来するのかを読み解けないかと思いついた。
今回の勉強会では、先行研究の成果に依拠しながら、近世奥羽では被差別民として確認できる癩者、イタカ・西宮夷社人について紹介し、
参加者の方々と意見交換や課題の発見、共有化をしたいと考えている。


その他
(1)当日の連絡は横山(080-5545-4053)までお願いします。
(2)参加については申し込み等は不要で、どなたでも参加できますが、現時点で参加を予定されている方は、資料の準備の都合上、3/5頃までに担当委員の吉井
(E-mail:ayyb18@…)宛にご一報いただければありがたいです。
(3)終了後ささやかな懇親会も予定しておりますので、お気軽にご参加いただきたく合わせてご案内申し上げます。(詳細は当日ご連絡いたします)

(担当委員) 吉井 哲
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近世史部会3月例会のご案内

近世史部会では、3月例会(大会準備報告会1回目)を下記のように開催いたします。
ぜひご参集いただき、大会に向けたご意見を賜れれば幸いです。

       記
日時:2014年3月16日(日) 14:00~
会場:千葉大学文学部棟3階 史学演習室
報告:高橋伸拓氏
  「近世後期東上総における酒の流通・消費と小売酒屋―夷隅郡を中心に―(仮)」

〈参考文献〉
吉田ゆり子「東上総における酒の生産と流通」(『千葉県史研究』第7号別冊 近世特集号 東上総の近世、千葉県、1999年)
川崎史彦「地曵網主による水主の飲酒規制―近世後期における九十九里地域を事例に―」(『日本歴史』653号、2002年10月)
高橋伸拓「近世後期上総国における酒造業経営と関八州拝借株―武射郡飯櫃村池田家を中心に―」(『千葉県の文書館』16号、2011年3月)

※千葉歴史学会大会は、5月18日(日)に千葉大学にて開催いたします。
※先日ご案内しましたように、近世史部会2月例会は2月27日(木)に予定しております。こちらもどうぞご参会ください。

【連絡先】
chibareki_kinsei★yahoo.co.jp(藤方)
★を@に変えて、ご連絡ください。

民俗部会例会開催のお知らせ

2013年度第5回民俗部会例会開催のお知らせ

2013年度第5回民俗部会例会の開催を下記の日時と発表者で行いますので、ご案内いたします。
今回は千葉県立中央博物館大多喜城分館の地引尚幸(じびきひさゆき)さんにお願いをしました。養老川流域での上総掘りの切削で使われるハネギを中心にお話しいただけるとのことです。みなさまのご参加をお待ちしております。


開催日時 2014年3月15日(土) 午後2時~5時
場所   千葉大学国際教育センター1階大講義室
発表者  地引尚幸氏
「養老川流域の上総掘り―ハネギの違いに着目して―」



本例会に関する照会先

千葉歴史学会民俗部会 chibareki_minzoku★yahoo.co.jp
(世話人 和田健 千葉大学国際教育センター kenwada★faculty.chiba-u.jp)
★を@に変えて送信してください。

なお民俗部会では、MLホームページにて発表資料と例会記録を掲載しています。MLへの参加を希望される方は上記連絡先にご一報ください。折り返し招待メールを返信します。

MLホームページ: http://www.freeml.com/chibareki_minzoku

中世史部会2月例会のご案内

日時:2014年2月22日(土)14時30分開始

報告:石渡洋平「戦国期下総海上氏の基礎的考察― 一族・家中・領域支配 ―」(仮)

会場:千葉市蘇我勤労市民プラザ3階第7講習室
JR蘇我駅西口から徒歩4分です。ご参加予定の方は事前に石渡までご連絡ください。

※例会終了後、懇親会を開催いたします(蘇我駅東口近辺で予定しています)。懇親会のみのご参加も大歓迎です。参加予定の方は石渡までご一報ください。

※連絡先:090-3549-8040(石渡携帯)
      :y.6162.ishiwata★kjb.biglobe.ne.jp(石渡)
★を@にかえてご連絡ください。

近世史部会2月例会のご案内

 近世史部会では、2月例会を下記の通り開催いたします。
 近世史にご関心がある方だけでなく、維新史・近代史にご関心がある方もぜひご参会ください。

       記
日時:2014年2月27日(木) 18:30~
会場:千葉大学文学部棟3階 史学演習室
報告:栗原祐斗氏(税務大学校租税史料室)
  「大区小区制下の民費滞納―千葉県第九大区を事例に―」(仮)

〈参考文献〉
神崎勝一郎「内務省設置前後の地方官(1)千葉県令柴原和の事例を中心として」(『政治経済史学』第462号、2005年2月)
神崎勝一郎「内務省設置前後の地方官(2)千葉県令柴原和の事例を中心として」(『政治経済史学』第463号、2005年3月)

【連絡先】chibareki_kinsei★yahoo.co.jp(小田)
★を@に変えて、ご連絡ください。

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プロフィール

千葉歴史学会

Author:千葉歴史学会
本会は主として千葉圏域で歴史学の研究、歴史教育の現場や文化財の保存活動等にかかわる人々を中心に、1982年に設立されました。以来30年、会誌『千葉史学』の刊行、研究書の刊行、様々な部会活動、大会やシンポジウムの開催を中心に歴史研究の発展、その成果の普及、遺跡保存や史料保存など文化財保護の活動に努めて参りました。

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